示現塾 2005年06月29日(水) 本格版 402号
第4問 セキュリティと標準化(AN,PM,AE,NW,SS,SD向け)
分野-6-2-1/技術レベル-II/出題頻度-中/出典:AU14-10
情報システムの企画,開発,運用,保守作業にかかわる国際標準の一つであるSPA(Software Process Assessment)の説明として,適切なものはどれか。
ア ソフトウェアライフサイクルを主プロセス,支援プロセス,組識プロセスの三つのプロセス群に分け,作業内容を定めている。
イ ソフトウェアプロセスがどの程度標準化,定量化され,継続的に改善されているかを判定することを目的とした,モデルと実施のためのガイドである。
ウ 品質保証に関する要求項目を体系的に規定した国際規格の一部である。
エ プロジェクトマネジメントの知識体系と応用のためのガイドである。
«続きを隠す
私の解答:ア? (正解:イ)
解説:ア SLCP-JCF98の説明である。
イ SPA(Software Process Assessment)は、1998年にISO/IEC TR (Technical Report)15504として作成されたソフトウェアプロセスの評価・改善モデルである。SPA は、CMM(Capability Maturity Model:成熟度モデル)を基本にして作成された。CMM は、成熟度を1~5の5レベルで評価するが、SPA は、CMM にレベル0を追加した6レベルを用いている。
レベル0:場当たり的で不完全な状態である。
レベル1:プロセスが確立されていない。
レベル2:特定のプロジェクトリーダーや技術者に依存している。
レベル3:首尾一貫したプロセスを標準として持っている 。
レベル4:標準化されたプロセスを定量的に測定し、洗練化していく。
レベル5:技術・要件環境の違いによって、標準プロセスを最適化して用いら れる。
ソフトウェアを開発している会社や組織が、この6レベルのどれに位置づけられるかを評価し、今後どのレベルに向けて改善するのかに用いられる。
ウ ISO9000シリーズの説明である。
エ PMBOK(Project Management Body Of Knowledge)の説明である。