示現塾 2005年06月27日(月) 本格版 400号
第5問 情報化と経営(AN,PM,AE,SS,SD向け)
分野-7-4-1/技術レベル-II/出題頻度-中/出典:AU14-29
(1)~(3)の手順に従って処理を行うものはどれか。
(1) 今後の一定期間に生産が予定されている製品の種類と数量を基にして,製品及びその構成部品についての正味の発注量と発注時期を設定する。この設定に当たって,引当可能な在庫量と部品構成表,製造/調達リードタイムを考慮する。
(2) 次に,設備能力の観点から,これらの製品及びその構成部品の生産が可能であるかどうかを調べる。
(3) その結果に基づいて生産指示を行う。
ア CAD
イ CIM
ウ CRP
エ MRP
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私の解答:エ (正解)
CRPって何だ??
解説:ア CADは、 Computer Aided Designの略であり、パソコンやワークステーションを用いた設計や設計システムのことである。建築、回路図、航空機、車など多種多様な製造分野で利用されている。
イ CIMは、 Computer Integrated Manufacturing の略であり、設計・製造・技術・管理情報等、工場で発生する各種情報をコンピュータシステムによって統括し、生産の効率化を推進する仕組み全体である。
ウ CRPは、Capactiy Requirements Planning の略であり、能力所要量計画と訳される。選択肢エのMRP の一部である。問題文の(2)の部分に相当する。(2) では設備能力の面のみを言っているが、本来のCRP では、人(マンパワー)の面から生産可能かどうかも調べる。
また、CRPには、別の略語もある。Continuous Replenishment Program である。これは、連続補充方式と訳され、消費者が購入した数量などに基づいて、必要在庫数量を算出し、自動的に補充する仕組みである。
エ MRPは、Material Requirements Planning の略であり、資材所要量計画と訳される。MRP は、需要予測に基づいて、各製品の生産計画数を決め、その生産に必要な部品数の総量(総所要量)を部品展開を行って計算する。総所要量から有効在庫量と発注残を差し引き、発注が必要な部品数量(純所要量)を算出する方法である。問題文の(1)の部分である。
MRP は、改良されてMRPII(えむあーるぴーつー) になり、問題文の(2)の部分が追加された。現在、MRP と言っているのは、MRPII だと理解すればよい。