示現塾 2005年05月29日(日) 本格版 371号
第5問 情報化と経営(AN,PM,AE,SS,SD向け)
分野-7-2-1/技術レベル-II/出題頻度-中/出典:AU14-26
表はキャッシュフロー計算書から,営業活動によるキャッシュフローを抜粋したものである。 aに該当するものはどれか。
ア 貸付金の回収
イ 減価償却費
ウ 自己株式の取得
エ 短期借入金の返済
本問は、図表を含みますので、下記をクリックしてください。
http://zigen.cosmoconsulting.co.jp/mailmag/pic/2005-05-29-5.htm
«続きを隠す
私の解答:イ (正解)
解説:キャッシュフロー計算書は、企業の資金の流れを営業活動・投資活動・財務活動によるものにそれぞれ区分して把握し、資金の源泉、使途、残高を表示する計算書である。
資金繰り表は、入出金予定や実績を明確化し、月末、翌月末、翌々月末などの資金残高が十分かどうかを把握するために作成する。もし、資金不足になりそうであれば、金融機関等からの融資を受ける。これに対し、キャッシュフロー計算書は、半年、もくしは1年間の企業の資金の大まかな流れを把握し、企業価値を測定するために作成される。
キャッシュフロー計算書は、次の3つに区分される。
(1)営業活動
企業本来の活動(製品・サービスの販売)など
(2)投資活動
有価証券、設備や不動産への資金投下、また、有価証券、設備等の売却による資金回収など
(3)財務活動
借入金の借入・返済、株主への配当など
上記のうち、(1)営業活動は、税引前当期純利益から、営業外収益・営業外費用・特別利益・特別費用・法人税等の支払を加減算して、営業利益を逆算し、さらに、減価償却費などの非資金項目(資金ではないが費用になるもの)を加算し、売上債権(売掛金・受取手形など)・仕入債務(買掛金・支払手形など)・棚卸資産(商品・製品・仕掛品・材料など)の増減を加減算して、算出する。
選択肢イの減価償却費以外は、すべて財務活動に関わる資金項目である。