示現塾 2005年04月28日(木) 本格版 340号
第5問 情報化と経営(AN,PM,AE,SS,SD向け)
分野-7-1-1/技術レベル-II/出題頻度-中/出典:AU16-22
事業ポートフォリオ分析に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア 財務機能などの主要な経営機能が,戦略事業単位のマネージャの管轄外に置かれていることを前提とする手法である。
イ 事業の導入期,成長期,成熟期,衰退期というサイクルに影響されない手法である。
ウ 多様な事業に関して,経営資源配分のガイドラインを提供し,その優先順位の決定に役立つ手法である。
エ 多様な事業を,個々にどのように管理するかを決定するときに役立つ手法である。
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私の解答:ウ (正解)
解説:ア 財務機能などの主要な経営機能が、戦略事業単位のマネージャの管轄内に置かれていることを前提とする手法である。そうでなければ、分析結果を活かせなくなり、絵に描いた餅になる。
イ 事業の導入期、成長期、成熟期、衰退期というサイクルに影響される手法である。導入期=問題児、成長期=花形、成熟期=金のなる木、衰退期=負け犬という順序が一般的な流れとされる。
ウ 事業ポートフォリオ分析の典型例は、PPM(Product Portfolio Management)である。PPM では、市場成長率と市場占有を基準にして、4象限のマトリクスを設定する。その4象限とは、花形・金のなる木・問題児・負け犬である。多様な事業を経営している会社は、全事業をこの4象限に分割し、経営資源をどこに特化させるべきかのガイドラインを得て、その優先順位を決定する。通常は、金のなる木が生みだす余剰資金を問題児に注入することがよいとされる。
エ 経営資源をどこに特化させるべきかのガイドラインを提供するにとどまり、個々の事業をどのように管理するかの決定には役立たない。